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3/8(水)◆小児甲状腺ガンが、なぜ「福島県外の人」に深刻なのだろう!それなのに、国も県も、いまだに……

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【注】本誌を、まぐまぐ!から受信される場合、上記に[PR]と記載
された広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

               ニッポン人の心と体を救う!

        ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

            2017年03月08日(水)号
                   No.2771-「短縮版」

  毎回、まぐまぐ!、メルマ、EMの合計、約7000部発行
   創刊日は2004/10/5。毎日早朝5:00に配信(日曜は休刊)
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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)
などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会員でもある
山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラスな文体が人気のようで……。




            ★お知らせ★

  ~「完全版」読者のかたへ。3月は更新月です。さらなる
        ご支援をお待ちしています!~


    一昨日、「完全版」読者のかた全員へ号外をお出し
    しました。
    はや半年が経ち、3月は更新月です。

    このところ、どうもパソコンが不調のため、ご迷
    惑をおかけしていますが、まあ、ぼくの頭の中身
    のほうはいたって好調です(はい。笑)。

    でも、多くの支持者がいなければ、とてもメルマ
    ガなど、今後も続けて行くことは、できません。

    今後とも、ぜひごいっしょにお歩き下さい。
    下記が、先日の号外です。

    いままでのすべてのアドレスをいったんすべて削
    除し、新たに登録し直しますので、お早めにご連
    絡下さい。
    よろしくお願いします。

             3/6(月)に配信した号外
              → https://goo.gl/0mclfh





            やあ、こんにちは。
          山田博士(ひろし)です。
                     お元気でしたか!

                 今日もまたお逢いしましたね。
                         嬉しいです。
                             
                地球という星を平和にしたい。
   そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせたい。
              ぼくはいつもそれを望んでいます。

    そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
          文明を変え、歴史を変えてきた、重い事実を、
                    ぜひ知ってほしい……。





             ▼目次▼

【1】山田流「時事呆談」:

    小児甲状腺ガンが、なぜ「福島県外の人」に深刻なのだろ
    う!


【2】先週の「土曜日」に案内した作品(本日が最終割引日です):

       ★『脳梗塞で半身不随になった男が、薬や器具なし
        で歩行できた方法』(即実践・第11話)

       ~こんな簡単なことで、「薬や器具いらず」になり、
        人生は「再生」します~








______________________________
【1】

           ▼山田流「時事呆談」▼

 小児甲状腺ガンが、なぜ「福島県外の人」に深刻なのだろう!

~それなのに、国も県も、いまだに原発事件との因果関係を認めず、
   いやそれどころか「検査の縮小」まで考えているとは~

______________________________

  (この欄は、毎週「水曜日」に掲載します。お楽しみに!)



                      ~目次~

★(第1章)

人間が、自然を支配できる。人間が、原発を支配できる。そう奢
(おご)っていた人間が、いままでこの日本にあまりにも多かった
ため、いまなおも、このフクシマの後始末さえできていないわけな
んでしょう……

★(第2章)

小児甲状腺ガンが増えているのですが、福島県内の患者は8割が
「半摘(はんてき)」でした。でも、「福島県外」の人を見ますと、
ガンが進行してから見つかる患者さんが多いようなんですね。その
ため、8割が全摘(ぜんてき)だったのです……

★(第3章)

なぜ、甲状腺ガンと診断されていた40代の「東京電力社員」の男
性だけを、優先的に「労災」と認定したのだろう。これだけたくさ
んの子どもたちをさておいて……

★(第4章)

ご存じかもしれませんが、フクシマ原発事件の後の2012年10
月から、福島県は、18歳以下の福島県民の医療費を無料化にして
います。でも、その対象は、あくまで「18歳まで」。しかも、福
島県外に住民票を移動させれば、その時点で医療費の無料化対象
は、外れてしまうわけですね。こりゃ、なんじゃらほい……


               ★
               ★
               ★





★(第1章)

人間が、自然を支配できる。人間が、原発を支配できる。そう奢
(おご)っていた人間が、いままでこの日本にあまりにも多かった
ため、いまなおも、このフクシマの後始末さえできていないわけな
んでしょう……



3月11日午後2時46分。

あの日、あの瞬間、テーブルの下に、妻といっしょに飛び込んだこ
とが、つい先日のことのように思い出します。

とてつもないことが起こったぞ。

テーブルの下で、ぼくは、頭上で食器棚から次々と落下しては砕
(くだ)け散るガラスやコップ、茶わん類の鈍(にぶ)い音を聞き
ながら、いろいろと考えていました。

そのあと、街や駅のホームなどは節電とやらで薄暗くなり、駅前の
コンビニの食品棚は、空っぽとなりました。

こういう事態というのは、「突然起こる」……わけですね。

そう、数分前には、誰も予想だにしていなかった……。

まるでぼくたちの体が壊れるのと、同じです。
昨日まで「元気だぞう、元気だぞう……」と叫んでいた人が、今
日、突然倒れてしまう。

いずれにしても、この大地震というのは、自然界に大変化をさせる
だけじゃなく、今回の「フクシマ」のように、人間という愚かな存
在が作った、とても制御(せいぎょ)不能な原発を、こうして暴走
させてしまう結果につながるわけですね。

こんな簡単なことに気がつかない人間が、なんとも哀(あわ)れです。

人間が、自然を支配できる。
人間が、原発を支配できる。

そう奢(おご)っていた人間が、いままでこの日本にあまりにも多
かったため、いまなおも、このフクシマの後始末さえできていない
わけなんでしょう。

その「フクシマの重大な後始末」の一つとして、いま「全国各地
で」問題になってきている重篤(じゅうとく)な事項があります。

しかも、フクシマじゃなく、「それ以外の地域」のほうがもっと……。

それが何かと言いますと……。



★(第2章)

小児甲状腺ガンが増えているのですが、福島県内の患者は8割が
「半摘(はんてき)」でした。でも、「福島県外」の人を見ますと、
ガンが進行してから見つかる患者さんが多いようなんですね。その
ため、8割が全摘(ぜんてき)だったのです……



あのフクシマの原発大事件以降、甲状腺ガンと診断された子どもた
ちを支援している、一つの市民団体があります。

その名前は、「3・11甲状腺がん子ども基金」……。

この団体が、2016年12月に、療養費の給付を初めて開始して
いるんですね。

初の給付を受けたのは35人。

そのうち3人が、RI治療(ラジオアイソトープ治療。薬剤を用い
た放射線治療のこと)の必要のある重症患者でした。

その35人の内訳をちょっと見てみますと、福島県が26人。
そのほか、神奈川県3人。
宮城県、群馬県、千葉県、埼玉県、長野県、新潟県が各1人。

年齢は、現在10歳から25歳までで、男性14人に対し、女性は
21人……でした。

すでに手術を終えていたり、手術が決定している患者について、分
析してみたといいます。

その結果、福島県内の患者は8割が「半摘(はんてき)」でしたが、
「福島県外」の人を見ますと、ガンが進行してから見つかる患者さ
んが多いようなんですね。

そのため、8割が全摘(ぜんてき)でした。

つまり、全摘出。
進行していたわけですね。
これは、組織あるいは器官全体を摘出するということなんです。

そのほか、リンパ節転移についても、「福島県外」では、●●%近
くに転移があったと言います(●●は、下記の設問をご覧下さい)。

先述しましたように、うち3人が、RI治療の必要のある重症患者
でしたが、このRI療法とは、肺転移している場合の治療法なんで
すね。

具体的には、高濃度の「放射性ヨウ素」を内服します。

そして、遠隔転移している甲状腺ガンを内部被曝(ひばく)させて
破壊しようというもの。

そのため、医療従事者や家族などへの被曝(ひばく)を防ぐために、
厳格な遮蔽(しゃへい)設備が必要となるんですね。

そのためもあり、日本では現在、この治療を受けられるベッドが全
国に135床(しょう)しかありません。

それほど、珍しいものだったわけです。

そうそう、それに、福島県は、事故当時18歳以下だった県民を対
象に、甲状腺検査も実施しています。
その結果……。

これまでに183人以上に、ガンまたはガンの疑いありと診断され
てきたんですね。

いやあ、凄いものです!

この子たちは、いったい、これからどう生き抜けばいいのか。

でも問題は、こうした事実が歴然と存在しているにもかかわらず、
現在もなお、国も県も、こうした甲状腺ガンの多発とフクシマの原
発事件との因果関係を「認めておりません」。

これはいったいどういうことなのでしょうか。

いったい、国や県は、何を恐れているのか。
そして、何を企(たくら)んでいるのか。

しかも、福島県内での甲状腺検査を、なんと縮小しようという動き
さえあるんですね。
もう「フクシマ」は、終わったとでも言いたいかのように……。

そして、今後は、すべての子どもたちを対象にする検査じゃなくな
り、「希望者だけ」とするようです。

ったく……。

もう、何と言っていいやら。

しかも、まだまだ「驚くべき問題」があります(笑)。
え?
本当に?

……なんて、ぼくならずとも、きっと聞きたくなりますよ。

それは……。



★(第3章)

なぜ、甲状腺ガンと診断されていた40代の「東京電力社員」の男
性だけを、優先的に「労災」と認定したのだろう。これだけたくさ
んの子どもたちをさておいて……



えっと……。

あのフクシマの原発大事件は、誰が犯人でした?

もちろん、「東京電力」ですよね。
いわば、当事者です。

それなのに、あろうことか、甲状腺ガンと診断されていた40代の
東京電力社員の男性を、いち早く「労災」と認定しているんですね。

もちろん、この男性がどうの……というわけじゃありません。

どの組織の人物だって、同じ人間ですから、同じ処理が必要である
ことは十分、ぼくも分かっているつもりです。

でも、ほかの人たちがまったくその恩恵を受けずに、この東電社員
だけが恩恵を受けるとなると、ちょっとその意味あいが違ってきま
す。

そりゃあ、そうですよね。

2016年の12月、富岡労働基準監督署(福島県広野町)は、福
島第一原発事故の収束作業に従事していて、その後甲状腺ガンと診
断されていた40代の東電社員の男性を、労災と認定しました。

こうなると、当然ですが、今後は、この東電社員の男性は、無料で
ガン治療や通院費の全額支給など、労災保険による手厚い医療補償
が受けられることになります。

今回フクシマで被曝した多くの人たちが願っていることなんですね。

ところが、この被曝による甲状腺ガンが労災認定されたのは、じつ
は日本で初めてなんです。

いままで日本には……(省略)。



               ★★                  

          ~本誌は「短縮版」です~

    長くなりますので、非常に大切な部分もありますが、
    涙をのんで短縮しました。大体半分にしています。
    この文章を参考にしてどうぞお調べください。これ
    だけでも、お役に立てばと思います。なお「完全版」
    では短縮せずに、100%すべてを掲載しています。
        また、今回のこの内容は、将来、電子本として公開
        することも考えておりますが、もし急いでご希望で
    あれば、事務局までお問い合わせ下さい。優先して
    発行することも考えます(PDF版でも可能です)。
     
               ★★



先述しましたように、「福島県外」の患者が、ガンが進行してから
見つかることが多く、その場合には、もはや甲状腺の全摘がほとん
どだということ。

ぼくは、自覚症状もない検診については、あまりお勧めしないので
すが、今回のように、その原因も理由もみな分かっている症状につ
いては、1日も早めに検診をする必要があると思っています。

それなのに、こういう事態が続いているにもかかわらず、原発技術
を外国に輸出しようとしたり、各地の原発を再稼働させようとした
り、いったい、どこを向いて政策をしているの?

……なんて、言いたくもなります。

今回のタイトルにもあるように、……小児甲状腺ガンが、なぜ「福
島県外の人」に深刻なのだろう!……という事実を、よく噛みしめ
てほしい。

そして、いつものぼくのように、あまり「キョロキョロせず」、腰
を落ち着けて、この問題に政府も国民もいっしょになって取り組ん
でほしいものだなと、思っております。

ね、アベ君?

いまが、まさに正念場(しょうねんば)です。

ハハハ……。それじゃまた次回ね。ご機嫌よう。(山田博士)


             ▼設問です▼


設問→ 上記の文章を読み、下記の●●にあてはまるものを、選択
    語句から選んでみよ。ただし2文字とは限らない。

                                                 
 「そのほか、リンパ節転移についても、『福島県外』では、●●
  %近くに転移があったと言います」

       【選択語句→ 30、60、90】
 

                          ■答え■

 下記のとおりです。でも、先に答えを見てはいけません。
 本文を再度ご覧になり、十分想像してから答えをご覧下さい。
 きっとその繰り返しが、あなたの明日を輝かせることになると思
 っています。
               答え→ 90








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【2】

       ▼先週案内した作品の再案内です!▼

      ~まだご覧になっていないかたのために~

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      先週の「土曜日」(3/4)に案内した作品
             ↓  ↓  ↓
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      ★「いのち運転“即実践”マニュアル」★
             第11話

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          ★この作品の目次です★

      第1章 バス停で会った男性との会話

      第2章 まず最初に用意するもの

      第3章 これを、どのように実践するのか。
          この順番であなたの未来を輝かせてほしい

       第4章 このように実践すれば、口笛を吹きながら、
          しかも効果的に続けることができる!

       第5章 あなたは、「足の付け根」がどこかご存じで
          すか。なぜ、足が動くようになるのか。

      エピローグ

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