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◆ぼくが、中学生たちに伝えたいこと!数日後、修学旅行で上京してくる彼らに話すことは……★短縮版「暮しの赤信号」4/20(水)



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【注】本誌を、まぐまぐ!から受信されている場合、上記に広告が
   掲載されていますが、当方とは無関係ですのでご留意ください。

                   ニッポン人の心と体を救う!

        ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

            2016年04月20日(水)号
                      No.2535-「短縮版」
          
     まぐまぐ!、メルマ、EMの合計約7000部発行
  創刊日は2004/10/5。毎日早朝5:00に配信。(日曜は休刊)

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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)
などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会員でもある
山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラスな文体が人気のようで……。





            やあ、こんにちは。
          山田博士(ひろし)です。
                     お元気でしたか!

                 今日もまたお逢いしましたね。
                         嬉しいです。
                             
                地球という星を平和にしたい。
   そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせたい。
              ぼくはいつもそれを望んでいます。

    そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
          文明を変え、歴史を変えてきた、重い事実を、
                    ぜひ知ってほしい……。





            ▼本日のメニュ▼

【1】マスコミも言わない、山田流「時事呆談」:

     ぼくが、「中学生たち」に伝えたいこと!

     ~数日後に、修学旅行で上京してくる中学生たちに
      会うことになっております。彼らに伝えたいこと
      は、そのまま日本人全員に伝えたいこと。この文
      章を、中学生たちに読んでやってほしい~


【2】マスコミも言わない山田の衝撃作品(毎週、木金土に
   掲載。公開価格とは異なっています):

   下記は、先週案内したものですが、本日が「特割価格の
   締切日」となっていますので、再度案内します。

   ★『薬を使わず、アトピーなどの痒(かゆ)さを突然一
    掃し、しかも薄毛や白髪対策にも著効のある素敵な方
    法!』
    ~もう、お金のかかる無駄な対策はお止めなさい。極
     めて自然派かつ安全派の山田流処方箋~


【3】山田の「無料レポート」(時々掲載。これらは無料で
   すが、いっさい手を抜いてはいません。ただ、一部
   短縮してあるだけです):

   ●「社会の裏側!」2(短縮版)

     ペットボトルを「ペット」にしてはいけない。新生
     児の男女比が驚くことになっている!

    (これは「短縮版」ですが、これだけでも、きっと
     お役に立つはずです。今後もここでご紹介します)







______________________________
【1】

           ▼山田流「時事呆談」▼


      ぼくが、「中学生たち」に伝えたいこと!

 ~数日後に、修学旅行で上京してくる中学生たちに会うことに
  なっております。彼らに伝えたいことは、そのまま日本人全
  員に伝えたいこと。この文章を、中学生たちに読んでやって
  ほしい~

 (今回は、若い人向けの文体になっていますので、ご了承ください)
______________________________

(「時事呆談」は、毎週「水曜日」に掲載します。お楽しみに!)



                      ~目次~

★(第1章)

いじめなどで、毎日泣いている君へ。いま君たちが暮らしている学
校や地域なんていうものは、ごく狭い世界だ。そんなもの、人生の
長さから見ればどういうことはない。もっと大切なものとは……

★(第2章)

ある戦場に、ヘリコプター型のオモチャが転(ころ)がっていた。
それを嬉しそうに拾い上げた子どもの体は、その瞬間消えていた。
そう、企業たちは、どんな商品でも作る。たとえ子どもの「いのち」
を奪っても……

★(第3章)

ぼくの作った言葉。「食は人の基(もと)なり」。これを、いつも頭
に入れておいてほしい。そうすれば、君の未来は、もうバラ色だ。
それぐらいこの言葉は、君の「心と体」を強くする……

★(第4章)

ぼくが子どものころの話をちょっとしてみよう。信じられないだろ
うけど、この瑞穂(みずほ)の国のニッポンで、学校給食には、ご
飯が一度も出されなかった。毎日が、ただパンとミルクだけ……

★(第5章)

君は「北緯50度の栄養学」をけっして信じてはいけない。街に溢
(あふ)れるファストフードの基礎はみな、外国のものだ。だけど
ぼくたち動物には、大きな原則がある。それが何か、ぜひいま知っ
てほしい……


               ★
               ★
               ★


 (今回は、若い人向けの文体になっていますので、ご了承ください)

★(第1章)

いじめなどで、毎日泣いている君へ。いま君たちが暮らしている学
校や地域なんていうものは、ごく狭い世界だ。そんなもの、人生の
長さから見ればどういうことはない。もっと大切なものとは……



ある男性が、苦笑(くしょう)しながら言った言葉。

「いやあ、山田さん。いまの時代に、もしぼくが子どもだったなら、
1日も生きては行けないと思いますよ」……とね。

この意味、君に分かるかい。

そう、スマホやラインなどがいつも君たちの頭の中を駆(か)けめ
ぐっている。
そんな悲しい時代を、この男性は言っているわけだ。

いまの子どもたちは、なんとも「かわいそう」だと。
なぜなら、いつも誰かからの連絡を待っている。
そして、誰かから連絡が入れば、即返事をしなくてはならない。

このような社会を、君はおかしいと思わないかい。

落ち着いて、ものごとを考えることもできない。
本も読めない。
道端(みちばた)に咲いている小さな花たちに声をかけるヒマもない。
木々(きぎ)の声を聞いて、ゆっくり深呼吸するゆとりもない。

まだ、人生が始まったばかりの君たちが、このような落ち着かない
環境に浸(ひた)っているのは、間違っているんだ。
そう、間違っているんだね。

冒頭で述べた男性の言葉は、まさにそのことだった。

つい昔までは、そんなものは存在しなくて、いつも●●を見ながら
話していたり、いっしょに遊んだりしていたものだ(●●は下記の
設問を)。

この長い日本の歴史では、ずっとそうだった。
ぼくたちの先祖さんたちも、みんなそうして生きてきたんだ。

そして仲間たちの顔を実際に見ながら会話をし、仲間たちに昆虫や
魚との接しかたを教わり、自分だけの時間をたっぷり持って、自然
の中を駆け回っていたものだ。

大人はもう持っていない、そうした子どもしか持たない感受性。

それらを、どの子どもたちも、そうして高めていったわけだね。
君たちが持っている、その貴重な感受性を、スマホやラインなどで
壊(こわ)してはいけない。

それこそが、あとになってからの人生に、もの凄(すご)く役立っ
ているわけだ。
この地上には、けっして人間だけじゃなく、ほかにも生きものたち
も棲(す)んでいるんだということ。

そして、互いが互いを必要としていること。

ぼくたちは、けっして「一人ぼっちではない」こと。

それらを、感受性の高い子ども時代に学んだわけだね。
そうすれば、何があっても、もう怖(こわ)くはない。
学校の勉強?

そのような解答があらかじめ分かっているような学校の勉強なん
て、そんなもの、本当の勉強じゃないんだ。

社会に出れば、どこにも答えなど転(ころ)がってはいない。
自分の経験と頭で、一つずつ答えを探してゆくしかないんだね。
大変な努力がいる。
社会での勉強こそ、本当の勉強なんだね。

だから、ぼくなど、学校時代は、自慢じゃないけど、いつも授業中
は下を向いて笑っていた……。

え?
何を笑っていたかって?

今日、帰ったら、うちのワン君といっしょにこうしようとか、自転
車であそこへ行って、こうしようとか。
そんなことを想像するだけで楽しかったから。
そして、思い出し笑いをしたりしてね……。

でも、そのようなゆったりした時間を体験もせず、与えられた答だ
けを覚えるようなことに汲々(きゅうきゅう)としている子ども
は、けっして大人にはなれないだろう。

そのような頭でっかちの子どもは、他人の痛みを感じるような「真
の大人」にはなれないんだ。

それなのに、このスマホやライン。

これらはすべて、「いまの大人」が作ったものだ。
そうだよね。
けっして「君たちが、君たちのために」作ったものではない。

いまの大人とは、鎌倉時代でもなく、江戸時代でもなく、いまの資
本主義社会で生きている人たちのことだ。
それをよく知ってほしい。

このような社会で生きている「いまの大人」たちは、何とかして、
自分で利益をつかまなくては、1日も生きて行けない。
こんな時代に住むには、ある意味、それは仕方のないことでもある。

そのために、いつも鵜(う)の目鷹(たか)の目で、それらの商品
を探しているわけだね。

その商品を買う相手が子どもであっても、老人であっても、女性で
あっても男性であっても、そんなこと、まったく関係ない。

ただ、お金さえ出してくれれば、誰でもいいわけだ。

そして、もしその商品のために、その人のいのちが無くなったとし
ても、そんなこと、彼らの念頭(ねんとう)にはまったくない。
法律を犯(おか)してさえいなければ、何をしてもいい……という
のが、いまの法治(ほうち)国家なんだから。

このスマホやラインは、そうして生まれた。

企業が利益を生むためのものなんだ。
そして、これらは、ある程度、社会の仕組みを知った者でなくては、
使ってはいけないものなんだね。

つまり、社会のさまざまな「悪」と直接につながることになる。
犯罪が犯罪を呼ぶわけだね。

だから、未成年は持つべきじゃない。
今日から、いさぎよく捨てるべきだと、ぼくは思う。

そして、そうすることによって離れて行く友だちがいるなら、それ
はそんな程度の友だちだったと思えばいい。
もっともっと素晴らしい友だちは、この社会にいっぱい存在する。

そういう本当の友だちを、見つけるといいね。

本当の友だちとは、何かに秀(ひい)でたヤツだ。
けっして学校の勉強じゃなく、何か一つ、自分しかできない能力を
持っていたりする友だちがいると、そばにいるだけで嬉しくなる。

スマホも何もないぼくの子ども時代は、クラスにさまざまな「天
才」たちがいた。

魚とりの名人、学校の裏山をよく知っている探検家、気が優しくて
力の強い大将、手の器用な大工さんの息子のの棟梁(とうりょう)
たち。

彼らは、けっして学校の勉強が得意ではなかったようだったけど、
ぼくは彼らからいろいろな人生を教わった。
いまにして思えば、彼らこそ、師(し)だったんだ。

それが、いまのぼくを作っている。

君も、学校という狭い社会で溺(おぼ)れてはいけない。
もし、どうしても嫌(いや)なヤツがいようとも、そういう根性
(こんじょう)のヤツは、必ず社会に出てから多くの敵ができて苦
労するだろう。

だから逆に、なんとも、かわいそうなヤツだわい、ぐらいに思って
やってくれ。

そんなことより、君の大切な将来を壊(こわ)してはいけない。
そんなスマホや悪いヤツに染まってはいけない。

ぞして自分の未来を温(あたた)めること。

それには、自分だけにしかない能力を、早く見つけることだね。
そしてそれを、今度は、社会のためにぜひ役立ててほしい。

ぼくは、それをいつも……君たちに願っている。

ところで、いまの社会を知るために、君に「戦場」での話をしたい。

それは……。



★(第2章)

ある戦場に、ヘリコプター型のオモチャが転(ころ)がっていた。
それを嬉しそうに拾い上げた子どもの体は、その瞬間消えていた。
そう、企業たちは、どんな商品でも作る。たとえ子どもの「いのち」
を奪っても……



ある戦場で、こういうことがあった……。

ぜひ、君に伝えておこう。

その戦場に、一つの「オモチャ」が転(ころ)がっていたんだ。

カラフルな色をしたヘリコプターの形をした、子どもだったら誰で
も思わず拾ってしまうような「オモチャ」。

親を亡くし、兄弟も亡くした子どもたちは、そんな「オモチャ」を
見つけて、思わず拾ってしまう。
一人ぼっちになった彼らは、心のよりどころにしたいからね。

しかし、その「オモチャ」を拾ったその子どもは、拾った瞬間、も
うこの世にはいない……。

そう、その「オモチャ」は、爆弾だったんだ。
人が触(さわ)るとすぐに爆発するようになっている。

その子どもは、その瞬間、声も挙(あ)げずに、体がバラバラにな
ってしまった……。

これを作ったのは「いまの大人」たちだ。
けっして、子どもたちではない。
「いまの大人」たちだ。

つまり、この「オモチャ」を作ったのは、企業という「いまの大
人」たちなんだね。
死の商人……という言葉があるように、企業は、儲かることであれ
ば、何でも作る。

そのことを、君たちは、ぜひぜひ知っておいてほしい。

たとえ、いま述べたような「オモチャ」の形をした爆弾でも製造す
る。
この「オモチャ」は、大人を殺すためじゃない。
なぜなら、子どもしか拾わないものだからね。

戦場にこんなものが落ちていれば、大人ならそれを疑(うたが)っ
て、絶対に拾おうとはしないだろう。
しかし、無邪気(むじゃき)な子どもなら、ためらわずに……。

つまり、「子どもだけを殺すために」作った商品。
子どもが大人になる前に、つまり、将来の「敵」を無くす……ためだ。

じつに、悲しいことだ。
だけど、このように、子どもだけを殺す商品……というものが、世
の中には存在する。

これらは紛(まぎ)れもない事実。

何度も言うが、悲しいことだけど、そのような現実があることを、
ぜひ、いまのうちに知っておいてほしい。

周囲のみんなが使っているから(みんなが食べているから)、ある
いはテレビで大々的に宣伝しているからと言って、それがけっして
安心なものであったり、安全なものではないことを、ぜひ知ってほ
しい。

その商品の「ウラ(隠された背景のこと)」を、いつも見るように
しよう。

スマホやラインなどは、まさしく、そんな「いまの大人」が作った
ものだ。

先ほどのオモチャのように、実際には爆発などはしないけど、その
ような君たちの未来を壊す「オモチャ」に、君たちは触(さわ)っ
てはいけない。

もしスマホを使うのであれば、もっともっと君たちが大人になって
からでいい。

なぜなら、「人生街道」の駅は、順番どおり並んでいるんだね。

途中の駅を一つずつ確認して通り過ぎないと、必ず、その先で大変
な事態が待っていることになる。

人生とはそういうものなんだね。

いまの君たちには、まだネット社会につながる必要がない。
なぜなら、その世界には、悪い大人たちがうじゃうじゃしている。

そして、弱者をいかにして見つけ、その弱者をカモにしてカネを儲
けるかと、虎視眈々(こしたんたん)として狙(ねら)っているわ
けなんだね。

そんなところへ、スマホを使ってホイホイ出かけてみれば、彼ら
「いまの大人」たちの餌食(えじき)になってしまう。
まさしく、飛んで火に入(い)る夏の虫……なんだね。
焼け死んでしまう。

だって、大人でさえ、そんな彼らにひっかかるぐらい巧妙(こうみ
ょう)だからね。
そんなスマホを、まだ社会での免疫(めんえき)もない君たちが手
にするのは、まるで戦場へ武器も持たず素手(すで)で向かうよう
なもの。

最初から戦いにもなっていない。
そんなところで、若いうちに犬死(いぬじ)になどしたくはないだ
ろう。

だから、いまのうちに、人間として「心と体」を強くし、人間社会
で生きる基盤(きばん)を作るべきなんだ。
そして、いったんそうなれば、もう社会に出たって、何も恐れるこ
とはない。

堂々と、胸を張って、笑顔で、君の人生を歩くことが可能になる。

それでは、その「心と体」を強くするには、どういう方法があるの
だろう。
今日からでもできるのかどうか。

安心してくれ。
君がいますぐに「心と体」を強くする技(わざ)がある。
それを、君にいま、伝えておきたい。

そうすれば、もう病気で倒れたり、心が折れて悲しんだりすること
がきっとなくなると信じている。

あとになって喜んでくれるだろうね。

それが何かと言えば……。



★(第3章)

ぼくの作った言葉。「食は人の基(もと)なり」。これを、いつも頭
に入れておいてほしい。そうすれば、君の未来は、もうバラ色だ。
それぐらいこの言葉は、君の「心と体」を強くする……



この「心と体」を強くする技(わざ)と言っても、べつに君に、座
禅(ざぜん)などのキツイ修行(しゅぎょう)を強要するつもりは
ない(笑)。

なに、いたって、簡単なことだ。

ところで、宮沢賢治(みやざわけんじ)の名前ぐらいは、いくらい
つも授業ではよそ見ばかりしている君でも、一度は聞いたことがあ
るだろう(ごめん!)。

そう、1896年(明治29年)、岩手県の花巻市に生まれた、詩
人であり童話作家だ。

彼は、こう言っているんだね。

「農は国の基(もと)なり」……。

分かるかい。
つまり、農業は国の基礎である……ということなんだね。

それをもじってこのぼく、山田博士(やまだひろし)センセイは、
コホン、こう言っている(笑)。

「食は人の基なり」……。

農業は、国を作る基盤だ。
なぜなら、国民が飢えてしまっては、どれだけ工業やインターネッ
トが盛んな国でも、1日たりとも存続しない。

そうだよね。

だから、さらにぼくに言わせれば……「食は人の基なり」となる。

つまり、ふだんの食べものが、それを食べる人を作っている。
その人の基盤は、毎日の「食べもの」にあるんだということ。

これをおろそかにしておきながら、どれだけ学校の数学や国語や社
会や理科などの成績などが良くても、ダメ。

だって、食をおろそかにしながら、いくら立派なことを話しても、
そんなもの、誰も信じないだろう。
なぜなら、その人に、「いのちを大切にする思想」が感じられない
から。

食べものを考えることは、いのちを考えることなんだ。
なぜなら、動物であるぼくたちは、ほかの「いのちを食べて」生き
ている。

これは、どんなに優しい人でもそうだ。
今日も、ぼくたちは、植物や動物のいのちを食べてきた。

そのためには、無駄にいのちを殺すのじゃなく、いかに少量でぼく
たちの人生を全(まっと)うするか、いつも考えている必要がある
わけなんだね。

ぼくは、初対面の人にあっても、ひと言ふたこと話せば、それがす
ぐ分かる。

ああ、この人は、他人や、ほかの生きものたちのいのちについては、
何も考えていないんだなあ、とね。

ぼくは、その人の顔を見れば、その人がいつも何を食べているか、
だいたい想像もつく。

だって、ワン君やニャンコ嬢(じょう)たちが大好きなぼくだから、
ほかの人よりも、グンと鼻がきくからね(笑)。

まあ、それは半分冗談だけど、半分は真実だ。
いつもその人が食べているものが、その人の「心や体」を作ってい
るわけだからね。

つまり、「心と体」を強くするには、君が食べるべきものを食べる
こと。
ただそれだけで、君はこの社会を強く生きて行くことができる。

それをしないから、人生の途中で退場せざるを得なくなる。

これからの人生途上で、君が病(やまい)に倒れたり、他人との関
係に傷ついて倒れたりしなくて済むにはどうするか。

その「食は人の基なり」の「食」とは、いったい何なのだろう。

君がいつも口にしている、その「食べもの」が、はたしてそうなの
だろうか。

いや、違う。

それについて、次章で、少し述べてみることにしたい。



★(第4章)

ぼくが子どものころの話をちょっとしてみよう。信じられないだろ
うけど、この瑞穂(みずほ)の国のニッポンで、学校給食には、ご
飯が一度も出されなかった。毎日が、ただパンとミルクだけ……



その前に、ぼくが子どものころを、ちょっとだけお話ししてみよう。
そうすれば、より具体的に、これからの話が分かるはずだろう。

ぼくが生まれたのは、第二次世界大戦の直後。
いわゆる団塊(だんかい)世代と言われる世代になる。

なにしろ、戦争に負けて、戦地から戻ってきた人たちが生んだ世代
だから、ほかの世代に比べて、人口が際(きわ)だって多い。
過去の日本の歴史上、初めての大量世代。

だから、学校のクラスでは50人以上も詰め込まれ、なにしろ黒板
が霞(かす)んで見えなかった(笑)。

そのため、小学校から高校時代までずっと、授業中は教科書を立て
て「内職を」していたものだ。

えっと……「内職」って言っても、別に仕事をしていたわけじゃな
い。
授業とは別のことをしていたってことだ。
たとえば食事をするとか、マンガを描(か)くとか、好きな本を読
むとかね(笑)。

そうしていても、誰にも分からない。

ぼくなど、いつも窓の外を、ボケ~ッと眺めていたもんだ。
それが、いまのぼくを作っているんだ(本当? だけどマネをして
はいけないぞ)。

いずれにしても、あの戦争直後、日本はGHQ(連合国軍最高司令
官総司令部。アメリカ軍が中心)という組織に占領されていたんだ。
こんな事態は、日本の歴史が始まっていらいのこと。

子ども時代のため、そんなこともつゆ知らず、ぼくはスクスクと育
った。

だけど、先述したように、国土は空襲を受けて、すっかり廃墟にな
っていたんだね。
そんな中で、子どもたちに何を食べさせるか。
これは当時の大人たちにとっては大問題だったんだろうと思う。

なにしろ、ぼくたちは、未来の日本人だった。
その子どもたちを成長させなければ、日本の未来がない。

そういうこともあり、1954年(昭和29年)、学校給食法が施
行された。
そこでは「国民の食生活の改善」への「寄与」が掲(かか)げられ
ていたわけなんだね。

つまり、戦後の廃墟の中で、食生活を「改善」しなくてはならない。
そういう時代だった。

そのため、日本には食糧が何もなかったから、アメリカの余剰(よ
じょう)農産物(余っていた農産物)を使って、パンと脱脂粉乳
(だっしふんにゅう)……という学校給食が、日本中で実施された
んだ。

ぼくたちは、その影響を受けた最初の人間だった。
だって、そのころに小学校に入ったわけだから。

いまでは信じられないだろうが、この瑞穂(みずほ)の国のニッポ
ンで、学校給食には、ご飯が一度も出されなかった。

パンとミルク。
パンとミルク。
パンとミルク(……三回も言ってしまった)。

それらを食べて育ったぼくたちを狙(ねら)って、それらを含んだ
食べものが中心の外食店が、街に広がったわけだね。
アメリカ食中心の、いわゆるファストフード店だ。

それらは、すべてがパンとミルク主体の「アメリカ食」だった。

ぼくたちは、それらに染まってしまっていたから、何の不思議もな
く、それらを体に入れて生きてきたんだ。

そしていま、多くの仲間たちが倒れている……。
なぜなのか……(省略)。



               ★★

          ~本誌は「短縮版」です~
長くなりますので、大切な部分もありますが涙をのんで短縮しました。
    でも、お役に立てばと思います。この文章を参考に
    してお調べ下さい。なお「完全版」では、約2倍の
    分量で、山田の見解を、100%掲載しています。
         詳しくは、最後部をご覧ください。
     
               ★★



だけど、多くの人は、それだけも米を食べていない。
いつもファストフードなんかで済ませていれば、とてもそれだけも
食べられないだろう。

米を中心にして、豆や青菜、魚などを食べていれば、ぼくたちは日
本人として十分に生きられる。

しかも、自分で料理をすること。
これは老若男女(ろうにゃくなんにょ)みんな同じだ。

つまり、老人も若い人も子どもも、男も女も、みんな、自分で包丁
を持って料理をする。

そうすれば、加工食品に含まれている添加物などはかなり避けられ
るから、心も穏(おだ)やかになるだろう。
と言うのは、心を乱す添加物が、外食や中食(なかしょく)などに
は、かなり多く含まれているからね。

このあたりの詳しいことは、ぼくの著書「脱コンビニ食!」(平凡
社新書)などを読むといいかも、ね。
商品名も具体的に挙げてリストしてある。

まあ、こうして、君は自分の「心と体」を強くしてほしい。

そして、それは何のためかということも、いつも知ってほしいんだ。
なぜなら、「心と体」を強くするのは、君のためだけじゃない。

世界にぼくたち先祖が培(つちか)ってきた素晴らしい日本の文化
を、発信してほしいんだね。

どんな相手でも敬(うやま)い尊(とうと)ぶ気持ち。
そして、互いを思いやる慈悲心(じひしん)の深さ。

そういうぼくたち日本人こそが持っている思想を、世界に向けて、
いまこそ発信してほしいんだ。

欧米の列強たちが為(な)してきたような「力による秩序」では、
世界はいつまで経っても戦争がなくならないからね。

そして、少しでも世界に平和がくるように努力してほしい。

君たちと同じような子どもたちの頬(ほお)に流れる涙を、君の力
で無くしてほしい。
それを、ぼくは強く願っている……。

君なら、きっと、それができる。
そのためにこそ、心優しい君には、今回ぼくが述べた方法で、「心
と体」を強くしてほしい。

さてっと……。

だいぶ長くなってしまったようなので、まだまだ書きたいことはあ
るのだけど、君に贈る手紙は、これぐらいにしておこう。

いつかどこかで、君の「笑顔」に出会えることを願っているぞ。

元気で。

おっととと、お礼の手紙は……いいから……。

ハハハ……。それじゃまた次回ね。ご機嫌よう。(山田博士)




             ▼設問です▼


設問→ 上記の文章を読み、下記の●●にあてはまるものを、選択
    語句から選んでみよ。ただし2文字とは限らない。

                                                 
 「つい昔までは、そんなものは存在しなくて、いつも●●を見な
  がら話していたり、いっしょに遊んだりしていたものだ」

   【選択語句→ 仲間のおへそ、仲間のお尻、仲間の顔】


                          ■答え■

 下記のとおりです。でも、先に答えを見てはいけません。
 本文を再度ご覧になり、十分想像してから答えをご覧下さい。
 きっとその繰り返しが、あなたの明日を輝かせることになると思
 っています。
            答え→ 仲間の顔







______________________________
【2】

           ★山田の作品案内★

  ~下記作品は、本日が「読者限定割引価格」の最終日です~

______________________________



             ↓ ↓ ↓
        =======================

  ★『薬を使わず、アトピーなどの痒(かゆ)さを突然一掃し、
         しかも薄毛や白髪対策にも著効のある
             素敵な方法!』

  ~ほとんどお金もかけずに肌のカサカサ感が突然無くなり、
   頭髪への影響もすぐに分かるこんな自然派の方法が、近
   くにありました。あなたにお教えしましょう~

        =======================
      「いのち運転“即実践”マニュアル」第14話
     実践されたかたの「声」も、どうぞご覧ください。

4/16(土)号→
   http://archive.mag2.com/0000141214/20160416050000000.html
        (本日が、「読者限定割引価格」の最終日です)







______________________________
【3】

       ぼくの「無料レポート」のご案内です!

      ~無料となっていますが、すべて「有料級」です~
______________________________



●「社会の裏側!」2 短縮版

   ペットボトルを「ペット」にしてはいけない。新生児の男女
   比が驚くことになっている!
         無料です→  https://goo.gl/iT77y0

 (上記は、「社会の裏側!」の「短縮版」ですが、全体像を、サ
  ラッと知るためにぜひどうぞ。「完全版」の内容は電子書籍を
  ご覧ください)


東京の荒川の河川敷のゴミを調査しているあるNPO法人によりま
すと、ゴミの中に、ペットボトルが2000年当時は5000個に
も満たなかったのに、2010年にはなんと、25000個前後ま
で増えております。

わずか10年で、「5倍増」。

これらは海に流れ、これらの破片化されたプラスチック類を、たく
さんの生きものたちがエサと間違えて食べてしまうんですね。

それらを、動物プランクトンが食べ、それを今度は小魚が食べ、そ
れを、食物連鎖の頂点にいるクジラやアザラシなどが食べ、そして
最後に、それらを食べる人間たちの体にそれら化学物質が溜まって
しまうという図式。

その結果、どうなっているかと言えば、たとえば、グリーンランド
の北西地区に住む人たちの間では、近年、新生児の「男女比が1対
2」となっているという報告もあります。

もしそうだとすれば、「環ホル」(環境ホルモン)の原因も十分、考
えられますよね。

なぜなら……(省略)。







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