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ブログ用★9/21(水)短縮版「暮しの赤信号」◆なぜ日本の漁師たちは、夢が持てなくなったのだろう!先進各国と異なる水産業の実態


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 掲載されていますが、当方とは無関係ですので、ご留意ください。

                   ニッポン人の心と体を救う!

        ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

            2016年09月21日(水)号
                      No.2636-「短縮版」
          
     まぐまぐ!、メルマ、EMの合計約7000部発行
  創刊日は2004/10/5。毎日早朝5:00に配信。(日曜は休刊)
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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)
などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会員でもある
山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラスな文体が人気のようで……。





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            やあ、こんにちは。
          山田博士(ひろし)です。
                     お元気でしたか!

                 今日もまたお逢いしましたね。
                         嬉しいです。
                           
                地球という星を平和にしたい。
   そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせたい。
              ぼくはいつもそれを望んでいます。

    そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
          文明を変え、歴史を変えてきた、重い事実を、
                    ぜひ知ってほしい……。





            ▼本日のメニュ▼

【1】山田流「時事呆談」:

     なぜ日本の漁師たちは、夢が持てなくなったのだろ
     う!

     ~ノルウェーから鯖を輸入している日本では、
      漁師の高齢化が進み、向こうでは逆に若い漁師
      が高所得者になっている。その理由とは~

【2】無料レポートのご案内!:(山田執筆も含む)

   ★「どれだけ仕事に燃えていても…… 感動小説・走
    れ!アルキメデス」

    ~コンビニ食を食べ続けた30代の若夫婦。ある雑誌
     記者をしている主人公の寅太郎が、海外から帰った
     その日、突然倒れます~







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【1】

           ▼山田流「時事呆談」▼

    なぜ日本の漁師たちは、夢が持てなくなったのだろう!

~ノルウェーから鯖を輸入している日本では、漁師の高齢化が進み、
 向こうでは逆に若い漁師が高所得者になっている。その理由とは~

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 (この原稿は、毎週「水曜日」に掲載します。お楽しみに!)



                      ~目次~

★(第1章)

港町にあるこの「魚屋専門通り」でさえ、いまではこんな有り様
です。いったい、日本の水産業はどうなっているのか。そして、い
ったい、日本の水産業はどうなって行くのか……

★(第2章)

漁業では、平均年齢がとっくに60歳を超えているのですが、それ
は同時に、漁業が、若者たちにとっては魅力のない産業になってし
まったという意味でもあるわけなんですね。ちょっと考えてみてく
ださい。自分がもし漁師だったとしましょう……

★(第3章)

日本の漁業は、「補助金」漬けです。なんと、OECDの中では、日
本の漁業に対する「補助金」の額は、世界一なんですね。これだけ
「補助金」を捻出しているのに、どうして、日本の漁業は衰退の一
途なんです? え? なぜなんです?

★(第4章)

日本の漁獲枠は、「全体の総漁獲量」を決めているだけなんですね。
だから、誰が漁獲枠を使うかは自由で、早い者勝ちなんです。これ
じゃ、乱獲が始まります。こんな方法は、先進国と言われる国の中
では、日本ぐらいでしょう……

★(第5章)

いまのノルウェーにみたいに、各漁業者に、魚が配分されていれ
ば、他人と競争する必要もありません。相場が高くなりそうなとき
に、「さてっと、そろそろ魚の相場が上がりそうだから漁にでも出
るかなあ……」と、のんびり漁に出ればいいわけですから(笑)……


               ★
               ★
               ★


★(第1章)

港町にあるこの「魚屋専門通り」でさえ、いまではこんな有り様
です。いったい、日本の水産業はどうなっているのか。そして、い
ったい、日本の水産業はどうなって行くのか……



ぼくの故郷(ふるさと)は、近畿地方の日本海(若狭湾)に面した
港町です。

湾の奥まったところにあるため、いつも海は穏(おだ)やかで、波
も静か。

夕方など、湾の先にある細い岬の上に、名残惜しそうにゆっくりと
沈んで行く夕陽の美しさを眺めていると、もう別世界です。

まばゆい赤色からだんだんとピンク色へ、そして薄紫色から濃い紫
色へと次第に暗くなって行く光景は、ぼくのような者でさえ、思わ
ず、ホ~ッと、ため息が出てしまいます。

その小浜(おばま)駅から続く駅前通りを歩きますと、ある小さな
交差点を曲がったところに、アーケードになった魚屋専門の商店街
があるんですね。

お盆や正月に町に戻ったときなど、ぼくはいつも、その駅を降りて
荷物を持ちながら(キャスターをガタガタと押しながら)、その場
所を通るのですが、その角を曲がった2軒目のところに、中学時代
の友人が経営している魚屋があります。

その店のすぐ右手で、いつも彼は魚の仕込みなどをしているため、
その前を通るたび、「おっすっ!」なんて大きな声で呼びかけるの
ですが、そのたび、彼は驚いた顔をして笑顔を返してくれるわけで
すね。

でも、彼の心の中では、漁業についての未来の心配があるんだろう
なと、ぼくはいつも、勝手にそう思っています。

だって、いつも憂えているような顔をしていますからね。
とくに最近数年は、そのようです。

この商店街を見てみてください。
かつては、ズラッと魚屋さんが並んでいました。
でもいまは、ホンの数軒のみ。

あとはみな、錆(さ)びたシャッターが降り、商店街そのものが薄
暗くなっているほどの静けさなんですね。

もちろん、日本各地の商店街が、これと同じようなシャッター通り
と化してはいるのですが、港町にあるこの「魚屋専門通り」でさえ、
いまではこんな有り様(さま)。

いったい、日本の水産業はどうなっているのか。
そして、いったい、日本の水産業はどうなって行くのか。

ぼくだけじゃなく、多くのかたはそう思っていらっしゃるのではな
いでしょうか。
海に四方を囲まれたニッポン。
魚とともに生きてきたニッポン。

その島国のニッポンで、魚が獲(と)れなくなり、漁民がいなくな
り、魚屋が消えている。

いったい、何がいまの日本には欠けているのでしょうか。
そして、かつてのような、あの賑(にぎ)やかな威勢のいい掛け声
が、再び戻って来る日が、はたしてあるのでしょうか。

いま、ぼくたちは、どうすればいいのか。
そして、日本の漁師たちがでっかい夢を持つ方法とは。

結論を先に述べておきます。

その方法は……あります。
しっかりと……あります。

だから、読者の皆さんも、大いに安心してください(笑)。

……と言っても、皆さんがいっしょになって、応援し、先に立って
動いてくださらなければ、ダメですがね。
すべては、皆さんの両肩にかかっております。

さて、日本の漁師たちが、でっかい夢を持つ方法。

それは、外国と比べてみれば、本当によく分かります。
なぜ日本はこうした「事態」に陥(おちい)ったのか。
日本だけが「特異な構造」だったわけですね。

今回の問題は、ほかの産業や今回の「築地移転問題」などとも大い
に関連しているため、ぼくたちはいまこそ、そのような視点で日本
をよく見つめ直してみる必要があるのじゃないかなと、思っていま
す。

さて、それでは、いまの日本の漁業(水産業)の現況を、ちょっと
のぞいてみようじゃありませんか。

つまり……。



★(第2章)

漁業では、平均年齢がとっくに60歳を超えているのですが、それ
は同時に、漁業が、若者たちにとっては魅力のない産業になってし
まったという意味でもあるわけなんですね。ちょっと考えてみてく
ださい。自分がもし漁師だったとしましょう……



四方を海に囲まれた日本。

昔からこの国では、漁業(水産業)が非常に盛んでした。

ところが、このところ、日本の水産業、そして漁業は、衰退の一途
(いっと)をたどっております。

日本で漁業に従事している人の数は、ピーク時には100万人にも
達していたと言われていますが、現在は、なんと20万人を割って
いるほど……。

その衰退度には、凄(すさ)まじいものがあります。

地方にある漁村は、いまではなんと「限界集落(げんかいしゅうらく)」
化……しているほどなんですね。

ちなみに、この「限界集落」とは、過疎化などによって、人口の50
%以上が65歳以上の高齢者になって、冠婚葬祭など社会的共同生
活の維持が非常に困難になった集落……を言います。

各地にある漁村が、いま、そうなっている……。

信じられますか。
あれほど、豊漁(ほうりょう)や威勢のいい声で賑(にぎ)わって
いた漁村が、いま……。

しかも、漁業に従事する漁師たちは、みな高齢化しております。

平均年齢はとっくに60歳を超えているのですが、それは同時に、
漁業が、若者たちにとっては魅力のない産業になってしまったとい
う意味でもあるわけなんですね。

ちょっと考えてみてください。

自分がもし漁師だったとしましょう。
大事なわが息子に、その跡(あと)を継がせたいと思ったにしても、
その収入がどんどん減少している現象を知りながら、喜んで継がせ
ますか。

さあ、親として、いかがです?……(以下、省略)。



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